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Author:変わり兜×刀装具
平成25年11月2日(土)~12月8日(日)まで、
大阪歴史博物館で開催される特別展のご案内ブログです♪
事前に読んでおくとより一層展示が楽しめる情報をご提供します!

会期が短いので、ぜひお早めにお越し下さいね。

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書籍化されています!

2015年秋に、本展の図録が、好評だった展示内容はそのままに、
関ヶ原合戦図屏風の大画面口絵を増補し、パワーアップして書籍化されました。
展覧会を見逃した方、図録を買いそびれた方は、ぜひとも書店やネット書店等でご購入くださいませ!


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書籍化されることになりました!!!

この展覧会の図録が、
青幻舎さんより、書籍化されることになりました!

展覧会にお越しいただけなかった、あるいは遠方にお住まいで図録を購入できなかった
というようなみなさまに、お近くの書店でご購入いただける機会が増えることは
博物館としてもとてもありがたいことです。

近々、刊行の運びとなっていますので、
今しばらくお待ちくださいませ。


文化遺産ウィークに協力します。

この展覧会が終わってまだ1年たたないのですが、
世の中、刀剣ブームに沸いております。

7月6日から10日までの5日間、「刀剣」をテーマとして、
文化遺産ウィークを展開されるということなので、このブログも見ていただければ~と思います!

[お知らせ]現代刀匠二番勝負 お守り刀展覧会×二次元vs日本刀 展

26年度特別展「現代刀匠二番勝負」の広報ブログも進行中です!
みなさまどうぞごらんください。
↓↓↓

http://gendaito.blog.fc2.com/


ブログ終了のご挨拶

昨日のトークショー「ミタテのミカタ」@ミリバールギャラリー
は好評のうちに終了しました。

お客さんの殆どが、日菓さんのファンだったのではないかと思いますが、
初めて触れる近世工芸の形のおもしろさにも、
とてもいいリアクションを頂いたように思います。
ご来場、ありがとうございました。


産経新聞のインタビュー記事にも答えたのですが、
いま美術といえば西洋美術、とくに絵画作品への意識が強く、
世の中の人気度も 西洋美術>日本美術 という傾向があることを残念に思っています。
でも、和菓子の世界にもこのようなニューウェーブがあるように、
少しずつですが、若い方を中心に再評価の流れが来ているようにも思います。

美術というものは遠くの世界にある青い鳥ではなくて、
見渡せばすごく近くに、
同じくらい、あるいはそれ以上に素敵な作品があって、
そしてこの造形が、
地に足のついた技術力に根ざして初めて実現可能である、ということ。
特に、刀装具をめぐる技術力の高さ。
これらは是非お伝えしたいことでしたが、
その思いは伝わっているように感じています。

過日、総てのご出品物の返却が無事終了しました。
貴重な品々をお貸しいただいた、総ての方に
あらためて深く御礼申し上げます。

東北方面には雪深い2月に出向きました。
ごあいさつに伺った夏の岩手山の画像は、
このブログでも、大阪展の会場でも掲出しましたが、
今度はぜひ、雪の岩手山を撮影するぞ!と、意気込んでいたのですが。

結局滞在中は、曇り続きでした。

こんな感じ。
P1110001.jpg

この雲の向こうにあるはずなのですが。残念。

ということで、
展望台の写真にて雪を頂く岩手山をご紹介し、
P1110002.jpg

このブログを閉じたいと思います。
皆様どうもありがとうございました。



・・・・・・・【事務連絡】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)図録は残部僅少ながら、大阪歴博ミュージアムショップにて販売しています。(2014年3月24日現在)

2)本年11月1日~12月23日に当館で開催します、
「-現代刀匠二番勝負-お守り刀展覧会×二次元vs日本刀」展ブログ
http://gendaito.blog.fc2.com/

を開設しました。
引き続きご愛読くださいますようお願いいたします。<(_ _)>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


トーク準備中

このブログの最終回をと思いつつ、
年度末の諸事や思いがけない他用などに見舞われてなかなか書けずにおります。
ですが、今月中には必ず閉めますので、いましばらくおつきあい下さい。

さて、
前回の記事でご紹介しました和菓子の展示会にからんでの
トークイベント「ミタテのミカタ」、
について、先日打合せをしました。
お互い、普段は全く関わることのない異業種の作家さんとのコラボなので、
どんな展開になるのか予想も付きませんが、他流試合は楽しみでもあります。

日菓さんはやさしい雰囲気のお二人なので
それをぶちこわさないように、
話題提供のスライドショーもソフト路線で作りつつあります。
分かると思いますが、アノ内容をソフトに作るのって、結構難しいです・・・!!

ですが!
必要に迫られて作ってみただけなのですが、
普段、館でやっている講座類のおカタい感じと違う、
こんな発信の仕方もあるのか! と新鮮な発見もあったりして、
今はひとり楽しんで準備しています。


ご興味のある方は、ぜひ。
(トークは23日です)



nikka.jpg

スピンオフ企画のご案内~♪

いろんな方面に反響を呼んだ今回の展覧会でしたが、
この春、思いがけないご依頼をいただきました。
それは、


創作和菓子作家「日菓」さんとのコラボトーク


私自身は不勉強で「日菓」さん、存じ上げなかったのですが、
今モノのアートに詳しい同僚に聞くと、
とても素敵な和菓子をお作りになる、注目の和菓子作家さんだそうです!

どういう方なのか楽しみ半分と、
どんな話になるのか、先の読めない初体験行事にどきどき半分です。

せっかくの日菓さんの作品展なので、
花を添えられればいいのですが。


詳しくはアートニクスさんのホームページ

http://artniks.jp/archives/2319

をごらん下さいね。


こども向け、ということ

博物館の世界ではよく、

小中学校団体にどうしたら来てもらえるのか、 とか

こども向けの企画をしよう、 

というような話題が出るのですが、
こどものころあまり博物館が好きではなかった私としては、
こういう話題にふんわりとした違和感を感じることが多いです。


結局のところ、

行きたいと思えば行くし、
行きたくないと思えば行かない。


その選択の自由はお客さんに与えられていると思うので。


今回の展覧会で、本当にうれしいことのひとつは、
大阪・三島両会場ともに、たくさんのお子さんにご来場頂けたことにあります。
主に親子連れが目立ちましたが、学校団体も例年より多かったように思います。
ですが、私自身はこの企画を作る過程において、
親子連れという来場層を特に意識はしていませんでした。

ですが、結果的に、多数のお子さんに来て頂くことができました。
どうしてもこどもさんに来て貰いたいと思っている博物館関係者からすれば
信じられないことかも知れません。

その理由についてはいろいろと分析できると思いますが、
企画者として、あえて心当たりを探すとすれば、、、、

それは、このブログの初期に書いた、「政宗の少年」です。

これは、私が心の中でそっと誓った約束を果たそうとしただけのことでしたが、
その少年のことを、ある段階において念頭に置いたことで、
知らず知らずのうちに、彼の興味や視点が、展覧会に入り込んでいたのではないか、
という気がします。

これはとても私的な体験であって、ぼんやりした話だとは思いますが、
ここで重要だと思うのは、
こどもさんを「群」として捉えているか、「個」として捉えているか
の違いではないかと思います。

だとすれば、
一般論として、
あるターゲットを想定するのであれば、「群」ではなく、
もっと「個」としての対象者に寄り添うことこそが必要なのではないかと思うのです。


これは私の勝手な雑感ですが、
何か皆様のご参考になればと思い、このブログを閉める前に一言書き残しておく次第です。





訃報/山本兼一さん

三島展の撤収の途中で、訃報が入ってきました。

直木賞作家・山本兼一さん。


戦国時代を得意領域とし、職人を生き生きと描く作家さんです。

たまたま私が、
先生がブレイクされる前からの知り合いであったことから、
直木賞受賞後にかなり厚かましくお願いをし、
大阪歴史博物館でご講演とサイン会を開催させていただきました。


今思っても、直木賞作家の方に対して
失礼としか言えないような謝金しか準備できなかったうえ、
人数制限もせずサイン会に突入したので、
山のようなサインをさせてしまうことになったにも関わらず、
嫌な顔1つせず参加者のお一人お一人に
温かい笑顔でサインをお書きいただきました。
大先生になってもちっとも偉ぶらないお人柄でした。

こんなこともありました。
京都へ狩野永徳展を見に行ったときのこと。
会場で山本さんをお見かけしました。
あまりに熱心にごらんになっているので、
その日は声をかけず、後でお会いしたときにそのことをお伝えすると、
「時の権力者に仕えた絵師ですから。見ないわけにはいきません」と。
永徳作品を前に、いろんな構想を思い描いておられたのでしょう。
立場は違いますが、作品から歴史をひもとこうとする真摯な姿勢には
とても共感させられましたし、
彼が解釈する永徳論も読んでみたいと強く思いました。

あるときには、息子さんが武具に興味を持っているようで・・・とお話になり
「いやあ、私に似たのかなあ。」
と、本当にうれしそうに目を細めてお話になっていたこともありました。

数年前、次は変わり兜の展覧会を企画しています、
と言うと、
「是非行きます!楽しみです!」

なので、大阪展にもきっとお見えになると思っていたのですが、
特に音沙汰もないので、
黙ってご来館いただいたのかな、などと思っていたのですが・・・


そんな山本さんは、
幕末の刀工「清麿」の小説をお書きになったご縁で、
佐野美術館主催で現在巡回中の「清麿」展の実行委員長も引き受けておられました。
常に、職人の仕事に理解と敬意をお持ちであったゆえのことでしょう。


そんな
大阪歴博とも、佐野美術館ともご縁のあった山本さんの訃報に接し、
居合わせました両館の学芸員で、おくやみの献杯をいたしました。

まだまだ書きたいことがあったでしょうに。残念です。





三島展終了&図録購入希望の方へ!!

2月11日をもって、
特別展「戦国アバンギャルドとその昇華 変わり兜×刀装具」
のすべての会期が終了しました。

最後のご来場者は、閉館時刻の数分前に駆け込んでこられたお客様でした。
あなたさまのご来場・ご退場をもちまして、本展の全日程が締めくくられることとなりました。
また、大阪・三島両会場においでいただいたお客様もいらっしゃったようです。
このような数々の熱意あるお客様に支えられ、
無事終了を迎えることができましたことに感謝すると共に、
本展にお運びいただきましたみなさまのご来場に御礼申し上げます。


そんな会期最終日には、三島会場販売用の図録が完売いたしました。
ですが!!

大阪歴史博物館には若干ながら販売用図録が残っております ので、

もし買いそびれた方がいらっしゃいましたら、
大阪歴博内ミュージアムショップ「文楽」あて、お早めにおたずねください。
(遠方への発送も行っています)


さてこのブログは3月ごろに最終回とし、締めくくろうと思っています。
最終回を飾る画像はもう今から決めています。どうぞお楽しみに!!


あわせてその記事にて

平成26年度に私が担当します特別展の概要とその関連ブログのご案内をする予定です!!

なので、今しばらくチェックを続けていただければと思いますm(_ _)m。

引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m。



三島展2月11日までです!!

変わり兜展、三島会場での展示もあと数日となりました。
最終日の11日までは休館日もありませんので、
まだのかたはお急ぎくださいね。
繰り返しますが、これ以後の巡回はありません。




さて、大阪歴博では今、特別展「マンガのちから」展を開催中です。
オールド世代には懐かしい、手塚治虫と石ノ森章太郎に関するさまざまな作品資料に加え、
トキワ荘の再現といううれしいコーナーもあります。

一方の常設展示内の特集展示コーナーでは、愛らしい御所人形を展示しています。
この展示は、メインテーマの御所人形もいいのですが、
関連展示も充実していまして、
知る人ぞ知る当館自慢の「カラクリ人形」のコレクションも数点展示されています。
なかでも、
当館で変わり兜展をごらんいただいた方にオススメしたいのは、
これも当館自慢「生人形(いきにんぎょう)」です。

変わり兜展でも似たような方がいらっしゃいましたが(笑)、
リアルの再現が高じて高じて行き着いた境地を感じさせられます。
この1点を見るためだけでも、ぜひ!


ikenobo.jpg

三島展ご紹介

2会場巡回のこの展覧会も、とうとうあと2週間あまりとなりました。
三島展以後の巡回はありませんので、どうぞお見逃しなく!


そんな三島会場の様子が先週、「インターネットミュージアム」で紹介されました。
かなり詳細にご紹介いただいているので、見てしまうと楽しみが減るかも知れませんが、
内容の充実度をご確認いただくツールとして、どうぞご利用下さい。

ざっくりした会場の様子はこんな感じです。


misima.jpg


左手に見えているのは、三島会場のみの出品となっている、
阿波蜂須賀家の具足です。

大阪展もそうでしたが、三島展も、ご家族連れがとても多いそうです。
目的はかっこいい兜だとは思いますが、
展示作品全体を通じて、
「道具」はあっても「機械」は無かった時代の、
昔の人たちの手仕事のすばらしさを知ってもらえればと思います。



新幹線の三島駅からは、富士山が見えます。今の季節、雪化粧がとてもきれいです。
私はいつも駅からは歩いて行くのですが、
その道中は、昔懐かしい対面販売の商店や、最近出来たおしゃれなレストランなど、
新旧がほどよく入り交じっています。
途中には、小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営された「楽寿園」があり、
少しだけ寄り道すればすぐに三島大社があります。

佐野美術館の館長さんに教えて頂いたのですが、
そこからさらに寄り道をすると、
お茶碗の「三島手」の語源になった「三島暦」ゆかりの展示館もあるそうです。

佐野美術館の敷地内には立派な庭園と、庭園を眺められる食事処もあります。
庭園の岩は富士山に近いからか気泡がいっぱいですし、
富士山の湧水で町全体がせせらぎに満ちています。
食事のおいしいお店も多いように思います。

残り期間はあとわずかとなりましたが、未だの方はぜひご来訪下さい。

黒田家の兜のことなど

このお正月、NHKでは大河ドラマ関連の特集がたくさんありましたね。

その中には、大阪展開催中に撮影された画像もいくつかあって、
お気づきの方もいたのではと思います。
(会期中に放映してくれればありがたかったのですがね・・・)



ずいぶん以前にもお伝えしましたように、
今回の特別展では、

黒田官兵衛のお椀を伏せたような形の兜、と
黒田長政の大水牛の兜、
二代忠之の一ノ谷の兜

というラインナップでご紹介しています☆

この展覧会では、あくまで、
展覧会のテーマである「造形としての」変わり兜を考える上で、
重要な時代の重要な作品ということでのご紹介です。

と、わざわざお断りするのには理由があります。

実は、長政の大水牛兜としては、
前立てのついている兜の方が有名なのですが、
今回は造形としての変わり兜に着目するということで、
より造形として緊張感がある水牛脇立を伴う、
前立てなしの兜の方をお借りしているのです。

また、官兵衛の兜も、朱塗りの兜の方が知られていますが、
より当初性に近いモノをと思い、南部家伝来の兜をお借りしました。


ただ、それとは別の観点、歴史的な見方をするならば、
当然、黒田家にとって重視されてきた作品群という括りもありますよね。
ということで、大河ドラマを記念した特別展では、
前立てアリの水牛兜と、朱塗りの官兵衛兜が展示される様子です。


なので、本展をごらんの上、大河ドラマ展をごらんになれば、
それぞれの兜の比較ができて、またとない機会になると思います!
(私も姫路に行こうと思っています)


三島展もすでに多数の来場者がお越しになっている様子です。
大阪展の例からいえば、土日や会期の終盤は混雑が予想されますので、
是非お早めにご来場くださいね☆



東西について、雑感など

ここ数日、関西ローカルのテレビは「たかじん追悼」特集一色でした。

私自身は、ちょっと怖そうな印象があって
彼の番組をそれほど見ていたわけではなかったのですが、
改めて聞くと、歌、ものすごく上手いですね・・・。

で、
なにより興味を持ったのは「東京へ出るか、大阪(関西)から発信するか」という話題です。
このテーマは昨今の私の関心に沿うものでありまして、
今回の展覧会を、大阪から東に向けて巡回させた狙いにも近いものがあります。

東京をどうこう言いいたいわけではありません。
ただ、特定の地域で総てが集約され、ものごとの流れが決定づけられる、
ということが度を超えていきすぎると、
価値観が凝り固まってしまいそうな気がします。
杞憂かも知れませんが。

なので異なる地域が持つ、異なる価値観とぶつかりあって活性化することが重要かと思うのです。
巡回展の世界も、東京発信のものが大多数ですから、
今回、大阪発で東に巡回させることができたことが、ちょっとうれしかったりします。



変わり兜の話で言いますと、

以前ご紹介した神奈川県博の展覧会(「変わり兜 戦国の奇想天外」平成14年)において、
変わり兜は西国発ではないかという、非常に興味深い見解が示されています。
私もこの説には賛成です。

細かい話は同上図録の論考にお書きでいらっしゃいますのでここではふれませんが、
それを読まずとも
関西の方ならただ直感的に、「変わり兜」のテイストは西日本の好みだ、
と感性で受け止められるのではないかと思います。



昨夏、地下鉄に乗っていたときのこと。
目の前の女性のTシャツの両肩に、
径3センチはあろうかという大ぶりな鱗状のスパンコールが
青海波のように組合わせられて付けられていました。
それを見てつい、

「魚鱗具足」

を思い出してしまいました(失礼)。

甲冑のこと考えすぎて妄想が見えてきたな、自分。
と思うと同時に、
こういう服、東京の人は着ないんだろうな、と思った出来事でした。


静岡・三島展開催中です

本展覧会唯一の巡回先、静岡県三島市・佐野美術館での展示が始まっています。
私たちも新年早々、陳列のお手伝いに行って参りました。

事故など無く無事に展覧会が終了するよう、三島大社にお参りも済ませました。

TS3V0084.jpg



大阪とは会場の広さが違うこともあり、大阪のみで終了した作品もありますが、
その一方で三島会場のみの展示物もあります。

そのひとつ、
彦根城博物館からご出品の「鶴足皮包鞘大小拵」。

これ、
漢字の並び通りでして、「鶴の足の皮で包んだ鞘」なわけです。

実際の作品を見ますと、


う~ん。
確かに、あの細い足の皮を剥いで、伸ばして、鞘に巻いたらこんな風になるのだろうな。
それで、このあたり(←中程よりややコジリ寄り)は膝小僧ではないかしら。



と思ったりします(※生物のことは分かりませんので勝手に思っているだけです)。

そのあたり、ぜひ会場でごらん下さい。


で、この作品が徹底しているのは
栗形と縁は松葉を彫り、小柄笄縁頭といった金具、鐔は鶴意匠と、
松に鶴の吉祥意匠で統一されているところです。
当時としては最高に贅沢なお品であったと思われます。


お正月らしく、めでたさ度合いで勝負するならば、



兜の横綱が「鉄錆地松竹梅兜」



刀装の横綱が「鶴足皮包鞘大小拵」

といったところでしょうか。


会期は2月11日まで。今度は木曜休館です。





グッズ売り上げベスト10!!

多くの企業は昨日で御用納めだったようですが、
博物館は本日が御用納めです。
電話も少ない本日、久しぶりに館での記事更新(殆ど家で書いてましたので)ができそうです。


・・・ということで、年末らしく

大阪展でのグッズ売り上げベスト10を発表したいと思います!!
   (※図録はダントツですので、「グッズ」のカテゴリからは外します。)

第10位 「関ヶ原合戦図屏風」ものさし 
[今回の展覧会を記念して新規作成しました、大阪歴博オリジナルグッズ。
横長の屏風という形状に、両面使いで右・左隻を活かしたアイディアが受けたようです。]
monosasi.jpg
monosasi-ura.jpg



第9位 「肉色塗入道頭形兜」のポストカード(展覧会オリジナル)

第8位 展覧会オリジナルクリアファイル「明珍家鐔下絵」
[ぜひこれで作って欲しいとお願いして作ったものの、派手なグッズの中売れ行きを心配していましたが、
この渋さをご理解いただいた方に感謝です!]

第7位 「梵鐘形兜(道成寺意匠)」のポストカード(展覧会オリジナル)

第6位 福岡市博様オリジナルグッズ「大水牛脇立兜」のクリアファイル
[重要文化財/黒田長政の兜/かっこいい、とくれば、やはりこれですね]

第5位 「熊頭形兜」のポストカード(展覧会オリジナル)

第4位 「三十二間筋兜 鉄線/三日月前立の兜」のポストカード(展覧会オリジナル)
[やはりグッズの定番・ポストカードは強いですね。
おもしろ兜もある中、ポストカード人気1位は意外(?)にも可憐な兜でした]


さてさて、ここからがベスト3です~!!


第3位 佐野美術館オリジナルクリアファイル「鐔尽くし」
[刀装具関係で価格も含めお手頃なグッズとして、好調な売れ行きでした!]


第2位 展覧会オリジナルクリアファイル「変わり兜と刀装具」
[今回の展覧会オリジナルグッズ中、定番のお土産品としてお買い求め頂けるよう
力を入れて作った商品でした~!! 2位になって何よりでした!!]


第1位 戦国武将ガチャポン
[2台設置されていたこともあり、第2位の商品にダブルスコアという圧勝でした!
・・・ええ、私も買いましたので、この魅力はよく分かります。]



さてさて、みなさまがお買い求めになった品はありましたでしょうか?
(私はありました)
数としては多くはないですが、こんなものがという高額商品もそこそこ売れていたようです。



なお、本展覧会の展覧会図録や当館オリジナルグッズは
当館1Fミュージアムショップ「文楽」(06-6946-5802:年末年始と休館日は休業)
にてお求めいただけます(図録通販も可)。

また、展覧会図録は、1月7日から開催されます三島会場でも販売されます。
詳細は佐野美術館でご確認ください。

三島会場の様子なども来年お伝えできることを楽しみにしております。
ではみなさまよいお年を。

  

12月8日を以て終了しました

12月8日をもって、大阪歴史博物館特別展「変わり兜×刀装具」は終了いたしました。

4万人近い方々のご来場、本当にありがとうございました。

いろいろと不手際もあったかと思いますが、
見終わられた後、楽しい気持ちになってお帰り頂けていれば幸いです。
特別展はやっぱり、知的にわくわくする、楽しいものでないとだめだ、と思うので。


この展覧会は、この後若干展示物を替え、
静岡県三島市の佐野美術館へ巡回します。
基本的な展覧会構成は変わりませんが、特定の作品がお目当ての場合は
出品されているかどうかや展示期間などご確認くださいませ。
なお三島会場では新たに阿波蜂須賀家の名品が加わりますのでどうぞお楽しみに。

それと、三島会場以後の巡回はありません。
本展覧会をごらんいただくラストチャンスですので、
大阪展を見逃した方はぜひ、お越し下さい。

佐野美術館は、新幹線の三島駅南口から、「私の足で」徒歩15分です。
新幹線の駅から徒歩圏と考えれば、イメージよりは行きやすい所です。
近くには三島大社もあるので、初詣気分で散策するのもいいかもしれません。


私自身は、無事2会場とも本展覧会が終了しましたら、
来年度は、また現代刀匠さんを応援する企画を予定しています。


最近私が関わった主な展覧会で、
武器武具アートの造形史を時系列的に並べてみると、


「変わり兜×刀装具」展の江戸時代終了まで

「幕末明治の超絶技巧」展

「変わり兜×刀装具」展エピローグ

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀」展


と、つながっているように思います。
来年当館で開催する展覧会は、この続きに入ってくるテーマになるはずなので、
ぜひともお楽しみにお待ち下さい。



ご来場、ありがとうございました。


そろそろ〆の準備を・・・

おかげさまで、展覧会は日に日に来場者が増える中、
この週末に展覧会を閉じることとなりそうです。
いろいろ書こうと思っていたこのブログも、
思っていたことの半分も書けないままに最終日を迎えそうです。

そもそも、この展覧会の一番の目的は、
いつか書いたように、
見終わった後に明るい希望を持て、元気になるような展覧会をしよう、
と考えたことにあります。

実は、意外かもしれませんが
私が最初考えた本展のタイトルには「日本の造形力」という言葉が入っていました。
今思えば漠然としすぎているので
ボツになるのもやむを得ない面はあるのかもと思うのですが
来場者の多くの方が、すばらしい技術に感嘆した、という感想を残してくださっていること、
そしてなにより

「楽しかった!」

とお帰りいただいていることで、
当初目指したことはまずは達成されたのかなと思っています。


そしてもうひとつ、果たしたかったことがあります。
それは、
戦国武将がオモシロオカシイ兜をかぶって戦場に行っていた、
という一部の誤解をときたいということでした。

私自身は歴女でも歴オタでも、はたまた戦国好きでもないのですが、
そして、衝撃の告白をするならば、
兜好きですらないのですが、
それでも、
命を賭して戦場に出向いた武将が
軽薄でちゃらちゃらしていた面を持っていたかのような誤解を受けることには、
どうしても許し難いものがありました。

そのためには
「究極の造形」としてのこの時代の兜の魅力を伝えることしかないだろう、と。

そして、そのためには
江戸時代の兜の位置づけも不可欠でした。


(今、兜好きではないと書きましたが、
付け加えさせてもらうなら、
美しい兜は大好きだし、造形史的に意味のある兜も重視します。
ただ、あらゆる兜が好きだー!という「兜愛」は持ち合わせていない、ということだけなので
ご了解いただければと思いますm(_ _)m)


構想段階、図録の制作段階で、ある程度イメージはできていたつもりでしたが
展示場でそれぞれの時代の兜と刀剣外装を展示した後、
その空間に立つと、
時代の空気感の違いや、それぞれの時代の造形潮流が
よりいっそう鮮明になったように思います。
遠方の方から「図録だけでも」というご注文を連日承っていますが、
可能であれば、この空間に立ってもらえるとうれしいです。




月曜が狙い目

展覧会も残りあと1週間となりました。

昔はマスメディアの力を借りないと情報が行き渡らないことも多かったのですが、
最近は口コミやネットなどもあってか、日々来場者が増えていまして、
最終週となると、時間帯によってはそこそこ混雑することが予想されます。

そんなラストチャンスの中で、なんとかゆっくりごらんになりたい、
という場合。
当館の傾向としては、やはり一番来場者数が少ないのは


月曜日(会期中では明日12/2が最後の月曜です。)


です(あくまで「傾向」です)。
明日がラストの月曜ですので、じっくりゆっくりという方はお見逃し無く。





それと同時に、改めましてのご忠告ですが、


12月3日(火)は休館日


なので、くれぐれもご来館の際はご注意下さい。

ショップのガチャポン

ミュージアムショップに途中からガチャポンが置かれた
(なぜか画像が縦にならなくてすみません)のですが、
先週、講演会講師の須藤先生も楽しまれているのを見て
ちょっとうらやましくなり、

P1100619.jpg


せっかくなので私も300円入れてやってみました。


四種類の武将のうち、どれが当たるのかはもちろん出たとこ勝負でしたが・・・・






P1100623.jpg


↑↑これが当たりました!!


せっかくなので
図録の裏表紙と並べて写真を撮ってみました。


300円でこれは結構いいのではないか!


と、学芸課で小さな話題となっています(^^)

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