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変わり兜×刀装具

Author:変わり兜×刀装具
平成25年11月2日(土)~12月8日(日)まで、
大阪歴史博物館で開催される特別展のご案内ブログです♪
事前に読んでおくとより一層展示が楽しめる情報をご提供します!

会期が短いので、ぜひお早めにお越し下さいね。

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小林秀雄「鐔」の鐔

2013年度の大学入試センター試験の国語の題材文に
小林秀雄の随筆「鐔」が引用されました。


「鐔」という身近ではない題材をめぐっての随想だったため
今の学生さんには結構難しかったようですね。


私は10年以上前に読んだきりだったのでこの機会に再読をと思ったんですが
小さな本だったので本棚を探してもすぐに見つからず、
とりあえずセンター試験を載せているwebサイトから、当該部分だけを再読しました。


・・・いえ、正確に言うと、
テストにもチャレンジしました

一応、全問正解を目指したのですが、
正直に告白すると、
漢字1問、読解1問を落としてしまいました・・・。


それはさておき。
この文章に出てくる、「信家(のぶいえ)の鐔」が今回出品されます

ちょっと読みにくいのですが、文章中に出てくる
「あら楽や人をも人と思はねば我をも人は人とおもはぬ」
の文字が崩し字で彫られています。

運天鐔

運天鐔裏

もう片面には「運は天に有り、地は定まらず」の文言が彫られています。
こちらの文字が明瞭かつ簡潔であることから
「運有天文字図鐔」と呼び慣わされてきた鐔です。


テストで苦しめられた学生さんも、
今回の展覧会をご覧いただいて問題を解けば、
きっと前よりは文意が理解できるのではないでしょうか


*************************
会期は11月2日~12月8日です。
短いのでくれぐれもご注意下さいね
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SAVVY誌に紹介されました!

本日発売のサヴィ誌。
ミッフィーちゃんの左下に、見えますでしょうか・・・熊の兜。



関西下半期の展覧会情報満載で、
大阪歴博のラインナップも大きく取り上げていただいております。

この展覧会に関しては、こんなうれしいご期待も。
P1090098.jpg

全文を上げては雑誌さんに迷惑なので、ちょっとだけ。

展覧会「期待度」ミシュランという企画で、4人のアートライター・エディターさんが
期待値トップ3の紹介をされているのですが、
「戦国アバンギャルドとその昇華 変わり兜×刀装具」展は、
このうち2人の方にピックアップしていただき、
そのうちお1人は1位でご紹介くださっております


みなさまの期待を裏切らないよう、準備を進めて参りたいと思います

エヴァンゲリヲンと日本刀展@大阪歴博

7月3日から当館で始まります展覧会「エヴァンゲリヲンと日本刀」と関連行事についてご案内です♪


この話題、「変わり兜×刀装具展」と少しずれるようですが、実はつながっています!
というのも、この「変わり兜×刀装具」展は、
鎌倉~南北朝~室町~桃山~江戸へと続く各時代の武装の美意識をご紹介するものですが、
その究極的な目的は、この展覧会をご覧いただいたみなさまのインスピレーションで、
これらの造形力が現代に活かされることにあります。
もちろん、そこから先は大阪歴博の手を離れるわけですが・・・


で、
「エヴァンゲリヲンと日本刀」展ですが、
これはまさに、過去の日本刀鍛錬の技術力・構成力を、
現代のアニメ作品とコラボレーションし、現代の作品に仕上げるという壮大な目的のもと、
繰り広げられているプロジェクトです。

いわゆる「人間国宝」というのは、国の重要無形文化財のことを言いますが、
県の無形文化財に指定されているような、人間国宝級の方々が、
エヴァの世界に正面から向き合って作った力のある作品が今回展示されます!!


前置きが長くなりましたが、
展覧会にちなんだイベントの中で、締め切りが迫ってきているのが

「刀匠のトークショー」

という(ちょっと早口言葉みたいな)イベントです!

これは、今回の出品作品を手がけられた刀匠お2人の生のお話をお聞きできる、
またとない機会です

しかもそのお2人が、
今最も勢いのある中堅刀匠・川崎晶平さんと、
関西が誇る若手刀匠・月山貞伸さんなんです!!


サッカー選手にたとえるならば、
川崎さんは有言実行型の本田選手、月山さんは芯の強い技巧派の香川選手といったところでしょうか。
上記はかなり主観ですのでご了承下さい


詳しい内容や応募方法は大阪歴博のホームページまたは
エヴァ展のホームページでご確認くださいね☆

せっかくの機会ですので、多数のご来場をお待ちしております!!

人の恩

今回の展覧会では、40~50点の兜を展示します。
通常の展示ではそれだけ一度に兜を展示することはありませんので、兜立ての数が足りません。
そこで不足分は新調することにしました。

とはいえ、こちらも大変厳しいお財布事情。
何社かにお見積もりをいただくも、
発注できる金額ではありませんでした。

いよいよ困って、
馴染みの彫金職人さんにご相談してみたところ、
金沢の「石森木工」という木工職人さんをご紹介くださいました。


おそるおそるご相談を差し上げたところ、

現状の中身でこの金額は無理です。
ただし、せっかくご紹介いただいたのにむげにもできません。
コストダウンのための提案をするので、それでよければお引き受けしましょう。
とのこと。

どういう工程にコストがかかっているのか、
それを回避しつつ、兜を載せる台として必要不可欠な機能を残すにはどういう形状がいいのか、
職人さんなりの視点できめ細やかにお考えくださり、ご提案していただきました。

その結果、相当お安く、堅牢な台を作成いただくことが出来ました。


P1040774.jpg


後から知ったのですが、
この石森木工さん、伝統工芸の名工を紹介するテレビ番組「和風総本家」にも紹介された
大変腕利きの職人集団だったようです。

技術の維持という観点では職人さんに値下げ仕事をさせるのはよくないと知りつつも
無理矢理値下げ仕事をさせてしまい、大変申し訳なかったです。

値切らなければ、これくらいのお仕事をされる方がたです。

P1040727.jpg

どちらの兜立ても、釘などは一切使わず、木組みだけで安定した台を構成しています。
もちろん、ほぞはしっかりと固定され、ぐらつきもありません。

まさに職人技、ですね。




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